新・ライフ イズ リスペクト from ビッグアーチ

広島ファンとして、スポーツファンとして、思ったことを綴っていきます。

【高校野球】夏の選手権、広島大会を振り返る

先週の月曜日、2019年7月29日に、高校野球広島大会の決勝戦が行われました。
以前、組み合わせの雑感を記事にいたしましたが、今回はそのアンサー記事として、広島県大会を振り返ろうと思います。
それで、少し考えたのですが、せっかくブロックごとに雑感したので、今回もその単位で振り返っていくことにします。

前に用いたトーナメント表の画像を、今回も貼っておきますので、参考にして下さい。

 

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【左上ゾーン(広島商~呉)】
熱望(?)していた「廿五」の対決が実現しましたが、1回表にいきなり五日市が5点取るという展開になり、結局10-7で五日市が勝ちました。
その五日市をコールドで破ったのが、古豪「広商」こと広島商
さすがは第1シードの貫録と言ったところでしたが、次の神辺旭に大苦戦。
2度リードを許し、延長10回、表に取られた1点を裏に逆転するという、薄氷を踏む勝利でした。
このゾーンは最終的にシード勢同士の決戦となり、広商が呉を1点差で下して、3年連続のベスト4入りを果たしました。

【左下ゾーン(広島井口~崇徳)】
組み合わせ編で書き漏らしたのですが、広陵-西条農は、大会の開幕戦として、開会式と同じ日に1試合だけ行われました。
このゾーン、終わってみれば、広陵の独壇場。
何せ、準々決勝までの5試合、すべてコールド勝ち!しかも、4回戦まで無失点という無双ぶりでした。
他では、吉田高校と世羅高校の対戦が実現。吉田高校が勝利しました。
(実は、昨年も対戦!この時も吉田高校が勝利していました。)
また、大竹高校が初戦敗退となったのは、注目しただけに意外でした。

※組み合わせ編で「昨年ベスト4の大竹高校」と書きましたが、「一昨年」の間違いでした。
 お詫びして訂正いたします。

【右上ゾーン(如水館尾道商)】
他のゾーンもそうなのですが、このゾーンでは、大量得点の試合が目立つ気がします。高陽東17-11修道とか。
というより、高陽東の得点力がすごいですね。シード校の如水館をも、9-8で飲み込みました。
しかし、4回戦で広島新庄に12点取られてしまい、10点を奪いながら敗れてしまいました。
このまま新庄が7年連続の決勝戦まで上り詰めるかと思いきや、準々決勝で立ちはだかったのは、古豪復活を目指す尾道商。
新庄打線を2点に抑え、堂々のベスト4入りを果たしました。

【右下ゾーン(沼田~広)】
今大会唯一の合同チームとなった福山商と湯来南でしたが、無念、初戦でコールド負けを喫してしまいました。
なお、合同する経緯について、中国新聞の記事で知ることができたのですが、いま手元にないため、書くことができません。
今回はお詫びが多いですね。申し訳ないです。
ここでは、旧6校同士の観音-基町戦があったり、夏出場経験校3校の小山((三原&国泰寺)&近大福山)を国泰寺が駆け抜けたりと、意外な小ネタが潜んでいました。
その国泰寺、波に乗って、4回戦で第3シードの一角、沼田高校を下しましたが、ベスト8で、同じくシード校を破って勝ち上がった尾道に、100大会ぶり出場の夢を断たれてしまいました。なんだか、残念。

こうして、各ブロックを勝ち上がり、ベスト4の対戦カードは、
広島商広陵
尾道商-尾道
となりました。
前者は広島大会優勝回数の2強、いわば両横綱の対戦ですし、後者は尾道市勢の直接対決と、興味深い組み合わせに。
これで、尾道勢の決勝進出が確定にもなりました。

そして、打ち勝った広島商と、接戦を制した尾道が、決勝を戦うことになりました。
勝てば広陵と並ぶ23回目の出場となる広商に対し、春夏通じて初出場が懸かる伏兵、尾道
結果や如何に!

で、仕事中に何度か結果をチェックする私(笑)。
3回を終わって10-1となっていたときには、「このまま広商が決めるだろう」と思いましたが、次に見た7回に10-7と変わっていて、「こりゃ、分からんなった!」と、にわかにワクワクしてきました。

しかし、スコアは再び動くことなく、広商が15年ぶりの出場を決めた、というわけです。

思い起こせば学生時代、友人が舟入に下宿していた関係で、広商の全国優勝で賑わう学校周辺の雰囲気を、少しおすそ分けしてもらったことがありました。
出場するからには、目指すところは、その昭和63年(!)以来の全国制覇でしょう。
が、結果はどうあれ、自分たちの力を出し切ることを、まずは目標にしてもらえればいいと、私は思います。

昨日、対戦相手が決まり、何ということ、隣県である岡山の代表、岡山学芸館と当たることになりました。
予定では8月10日、土曜日の試合です。
私は是非、テレビの前で応援したいと思います!

それではまた。
最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました。