新・ライフ イズ リスペクト from ビッグアーチ

広島ファンとして、スポーツファンとして、思ったことを綴っていきます。

2019年サンフレッチェ広島出来事カレンダー

2019年大晦日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

私がスポナビブログで書いていた、いわゆる旧ブログでは、毎年、年末のレギュラー企画として2種類の記事を書いてきました。
このはてなブログでも、その慣例に倣い、これらの企画を再興させようと思います。

ここまでは、前回の記事と同じ文章ですね(笑)。

続いては、サンフレッチェ広島の2019年を振り返るとともに、当ブログの今年も振り返ってみたいと思います。
サンフレッチェに何が起こったか、月別に振り返ります。
題して、「2019年サンフレッチェ広島 出来事カレンダー」!
今年を振り返る指標として、毎月1つずつ、代表的な出来事をピックアップしていきます。

なお、この記事は、サンフレッチェ広島公式サイトのプレスリリースを参照させていただいております。

この辺までは毎年、前年とほとんど同じ文章を使います(笑)。完全にテンプレート化いたしておりました。
来年以降も続けられれば、今年の文章がほぼ丸ごと使われるはずです(笑)。

ただし、今年は当ブログの振り返りはしないことにします。
下半期はほぼほぼ更新していませんでしたからね…

では始めましょう。

<1月> フェリペ・シウバ、サンフレッチェを離れる

パトリックの完全移籍加入と迷ったんですが、個人的に残念だったこちらのニュースを選びました。

元監督のポイチさんが取り入れようとした「前プレ」に適した選手として獲得したはずのフェリペ・シウバ。
しかし、その方向性が崩壊したことに加え、どちらかというとクラシカルな、スペースがないと活きないタイプの選手だったこともあり、Jリーグのスタイルに戸惑ったまま、ブラジルに戻ることになりました。

加入直後のプレシーズンで見せてくれた技術力が、彼本来の真骨頂だと思うので、故郷ブラジルで名選手になってほしいと願います。

<2月> 元川崎のハイネル、季節外れの加入成る

ACLプレーオフが行われた月ですが、いまのサンフレッチェにとって大きな戦力となってくれているハイネルの加入を取り上げました。
プレーぶりは明らかに守備<攻撃という、サロモンソンとは正反対の個性を持つ選手ですよね。
正直、守備面では危なっかしい場面も多々見受けられますが、とにかく一生懸命頑張る選手という印象が強いです。
また、試合の終盤になると、どこかしら痛がるような素振りを見せるが、途中交代で退いた試合終了後には、まるで何もなかったかのように振る舞う、そんな茶目っ気(?)がある、愛すべき選手です。

引き続き広島でプレーすることを熱望してくれたハイネルには、更なる活躍を期待せずにはいられません。

<3月> 和田拓也、横浜Fマリノス期限付き移籍

今年は珍しく、3ヵ月連続で選手の移籍関連を取り上げることになりました。

2年前の後半に、ヨンソン監督の下で4バックに転換したことを受けて、大宮から加入した和田選手。
城福体制1年目の昨年は、4バック体制を継続したことにより、右サイドバックのレギュラーとして活躍しました。
しかし、城福監督が(本来やりたかった?)3バックを採用した今年は、適性の問題から、リーグ戦で起用されることが無くなりました。

チームは生き物なので、時としてこのようなアンマッチが起こり得ますね。
どうしてもタイミングの問題は付いて回りますし、仕方ないことではないでしょうか。

来年は、広島から完全に離れ、横浜FMに籍を置いてのプレーになります。
良きライバルとして、競い合ってほしいです。

<4月> アウェイ神戸戦、ゴラッソ連発で逆転勝ち!

「アウェイ・ヴィッセル神戸戦にて、たくさんのご声援ありがとうございました!」ということで、この話題を。

私が当ブログを始めて最初に書いたサンフレ記事にも書きましたが、この日、4月14日は、カープ、JTサンダースと相次いで敗れ、最後の砦的な位置付けで、スポナビの速報を追ってました。
試合は、ホームの神戸が2-1で迎えた後半、まず、カシッチのヘディングで追い付いた後、サロモンソンからの右からのクロス、さらに岳人からの左からのクロスを、それぞれ素晴らしいゴラッソでゴールに沈めた、渡くんの技量により、2-4で勝利することになりました。

この時点で、リーグ戦5連勝。次の試合でストップしてしまいましたが、ここまでは総じて順調なチーム成績だったですね。

<5月> ダービーと被ると強い?アウェイ浦和戦、4得点で連敗ストップ

ACLグループリーグ突破も良いニュースでしたが、より溜飲が下がる完勝劇の方をピックアップしました。

実は、4月に連勝がストップしてから、この試合までリーグ戦5連敗を喫していたサンフレッチェ
ACLは勝ち続けていたので、私自身はさほどには感じませんでしたが、ファンサポからの不満の声は、私の耳目にも届いていました。
しかし、そんな中で迎えた浦和レッズとのアウェイ戦では、浦和に何もさせなかったといっても過言ではないような、完勝劇を見せてくれました。

この日は、日本ダービーと時間帯が被ったために、せっかく生中継を観るチャンスだったのに、中途半端な感じになってしまったのですが、「ダービーとサンフレ戦生中継が重なると、アウェイで0-4で勝利できる」という、ウソのような現象が再現したので、私はご満悦でした(笑)。
(3年前の福岡戦でも同じ得点数で勝利したのです。)

<6月> 無念!鹿島に敗れてACL上位進出ならず

6月末に鹿島アントラーズと3連戦することになったサンフレッチェ
ACLグループリーグを鹿島が2位通過したため、首位通過していた広島と、ACLラウンド16で対戦することになったからでした。

初戦のアウェイ戦を0-1で落としたサンフレッチェは、ホーム戦での逆転に挑みましたが、先制点を与えて苦しい展開に。
一旦は2-1と逆転し、あと1点という場面で、中林が無念のレッドカード…
さらに2-2とされて万事休すか、と思われたところから、パトリックが3点目を挙げるも、善戦、一歩及ばず。
アウェイゴールの差で、ラウンド8進出を逃すことになりました。

ジャッジの問題等、いろいろ言われたと記憶していますが、救いだったのは、最後の1秒まで諦めず、勝ち上がるために全力を尽くした、選手たちの頑張りが観れたことでした。

<7月> 柏好文コラボシリーズ2019「かしわ点」販売開始(笑)

皆川やパトリックなどの移籍転出があった7月ですが、パトリックには悪いけど、ここでは軽妙な話題を取り上げてみました。

このシリーズが今年の初回だったのか、前にもあったのか、私は知らないのですが(笑)。
7月31日の川崎フロンターレ戦での企画として、カシッチが今シーズンの6ゴール目を決めたことを記念する「かしわ点6個セット」、税込み600円!
なお、プレスリリースを見ただけでは、この商品の概要が分かりません!
かしわ点とは一体何物なのでしょうか?(笑)
(プレスリリース、改善の余地ありですね。)

<8月> 珍しい(?)トレード移籍で、水本とレアンドロ・ぺレイラ、それぞれの新天地へ

プロ野球の世界ではしばしば行われ、時に物議を醸す交換トレード。
サッカー界ではあまり起こらないことだと思われますが、今年の8月、サンフレッチェ広島の水本が松本山雅へ、松本のレアンドロペレイラが広島へ、それぞれ期限付きで移籍することになったのは、さながらJリーグ版交換トレードと言えるものでした。

実際は、それぞれのオファーが偶然重なっただけではないかと推測していますが、いずれにしても、広島も松本も、それぞれの弱点を補強するために動いたわけですね。

来年、ペレイラは引き続きサンフレッチェで、ミズは松本を離れ、ハンジェくん(李漢宰)がいる町田ゼルビアに移ることになりました。それぞれの場所で、ファンサポの期待に応える活躍ができるよう祈ります。

<9月> 外国籍FW、相次ぐ故障で攻撃陣が手薄に

この月はいいニュースもありましたが、サンフレッチェ的に大きかった出来事は、やはりこれでしょう。

9月1日のドウグラスヴィエイラに続き、9日には、移籍してきて間もないレアンドロペレイラが負傷離脱することが、プレスリリースで発表されています。
サンフレッチェのFW陣は、7月に皆川とパトリックがチームを離れたばかり。
期待の外国籍選手の離脱により、一気に層が薄くなってしまいました。

しかし、これはさすがにフロントに責任を被せるのは酷でしたね。
もちろん、怪我した選手に対しても同じことが言えますが。
怪我してしまったものは悔いても仕方ないです。

リーグカップ天皇杯と、相次いで敗退が決まってしまいましたが、残った選手たちも真摯に戦ってくれたし、そこは称えたいと思います。

<10月> 広島市がサッカースタジアム建設のための個人寄附金募集を開始

長年の懸案だったサッカースタジアムの建設地が、中央公園エリアに決定したことを受けて、そのスタジアムの建設基金に積み立てられる「個人寄付金」の募集が、10月1日に始まりました。

早速、「寄付をしたよ!」というメッセージがSNS上で散見していましたし、「多額の寄付をして、スタジアムに自分の名前を刻みたい!」と意気込む人もチラホラ見かけましたが、もうすでに想定以上の速さで金額が集まっているとのこと。

私自身は、募金する余裕が今はありませんが、2023年3月末までが募集期間(予定)だそうなので、ちょっとずつ積み立てていこうかな?なんて思ってます。

<11月> 森﨑和幸C.R.Mと森﨑浩司アンバサダーの共著「うつ白(はく) そんな自分も好きになる」刊行

私はまだ、この本を購入できていません。
しかし、特にサンフレッチェ広島のサポーターの皆さんには、必ずこの本を一読するべきだと思います。
もちろん、私がこんなことを言うまでもなく、多くのファンサポが、この本を読み終えて、森崎兄弟への想いを新たにしていると思いますけれども。

こんな重大な病を抱えながら、サンフレッチェ一筋の選手生活を全うしたお二人。
きっと、待ってくれたファンに対する彼らの想いも、書き綴られていることでしょう。
私も是非、読んでみたいと思います。

<12月> 稲垣祥名古屋グランパスに完全移籍

今年の締めくくりは、とても寂しい話題になってしまいました。

「稲垣、移籍か?」の一報を目にしたとき、私は我が目を疑いました。
同時に、数年前に(西川)周作が浦和に移籍した時と似た感情をおぼえました。

選手として成長するために新たな環境でチャレンジする、という心意気は分からないでもないのですが、その場所がなぜ名古屋グランパスなのか?という疑問が、どうしても後から付いてきてしまうんですよね…

とは申せ、彼がこのような決断をするまでには、様々な葛藤があったと想像できますし、私たちに彼の決断を否定する権利もありません。
であれば、私たちは彼が成長した姿を楽しみにするしかありません。
たとえそれがライバルチームであったとしても。

いま、旧ブログに書いた、稲垣がサンフレッチェに来ることになったときの記事を、少し読み返してみました。

昔観た試合に出ていた選手が広島にやってきた ~稲垣祥選手について語る~

その中から少し引用して、この話題を締めることにしましょう。

『稲垣にも、(中略)、何年かして「稲垣もサンフレッチェで成長した」と言われるように、広島で努力し、アピールしてほしいです。
私も是非、このブログで、そんなコメントをしてみたいと思ってます。
稲垣祥選手、サンフレッチェ広島へようこそ!』

以上、カレンダーでした。

いやあ、今年も、サンフレッチェ広島には、いろいろな出来事がありましたね。
皆さんも是非、サンフレッチェ広島のHPをご覧になり、2019年を振り返ってみては如何でしょうか。

さて、今年もあと1時間を切ったようです。
来年、このブログにどれだけの記事を載せられるか分かりませんが、当面は閉鎖など考えず、継続して何か書けるように頑張ってみるべきかなあ、などと思います。

今年、当ブログをお読み下さった皆様、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

良いお年を!